−人工知能による社会的課題解決の〝お手本〟−
「脱炭素」から「医療」、「熟練技能の承継」まで多彩

2021年12月末の分から、人工知能(AI)ソフトウェア開発会社「株式会社HACARUS(ハカルス)」様が配信されているプレスリリースの作成をお手伝いさせていただいています。
スタートアップ(新興企業)のお立場で大企業や大学と連携。「脱炭素」素材の安定供給や新素材の開発をはじめ、熟練技能の継承からがん医療進展への貢献まで、国際的な社会課題の解決につながる成果ばかりです。
今後の社会でAIがどのように役立つのか、私自身が学びに満ちた内容でした。
立て続けに3本手掛けさせていただいたのは、以下のような概要です。

1、第一工業製薬と連携し、〝脱炭素素材〟として知られる素材「セルロース」の製造段階で、AIを活用した検査技術を開発されました。
①従来の検査速度から約6倍、トラブル停止ゼロ
②ベテラン検査員の技能を数値化し、誰でも対応可能
③コストの半減
につながる成果をデジタルトランスフォーメーション(DX)の結果として出されました。

ハカルスと第一工業製薬 匠の分析技術をAIで標準化・速度6倍に 安定供給とベテランの技能継承に貢献

2、東京工業大学(一杉太郎教授)との連携で、「脱炭素社会」の実現に必要な「新素材(電気自動車用の次世代電池に必要な素材など)」の探索でAIを活用し、条件によっては実験回数を従来の「半分以下」にできる「実験計画アルゴリズム(手順)」を開発しました。
材料の開発時間や費用の削減につながるだけでなく、新発見の可能性も高めるアルゴリズムです。

ハカルスと東京工業大学 新素材探索の実験回数を従来の「半分以下」へ 脱炭素社会実現に向けた材料開発に貢献

3、慶應義塾大学医学部(佐谷秀行教授の研究室)と連携し、がん組織におけるヒト・マウス間の相同性(異種生物の同種の臓器で、同様の病理組織学的特徴や薬物応答を示す)を明らかにするため、共同研究を開始しました。これまで、マウスに効果があってもヒトでは効果が得られないケースが多かったのを踏まえ、創薬の効率化に貢献されていく方針です。

ハカルスと慶應義塾大学医学部・佐谷教授が共同研究開始、人工知能で抗がん剤創薬の効率向上へ

世界を見据えた今後の動向が本当に楽しみです!